ボストンの歩き方

2016年MIT入学の学部二年の日記帳

生物

行動経済学とsunk cost

僕たちってどうやって自分の行動を決めているのでしょうか。だいたいは、その状況下で最適な行動を選択していんでしょう。実際、古典経済学においては消費者の最適行動が前提になっており、例えば、物の価格が需要供給曲線の交点で求まる、といったように消…

Piggybacとトランスポゾン

分子生物学の世界の発展はめまぐるしいもので、ゲノム編集技術など様々なツールが使いまくれる状況にあります。バイオテック系のスタートアップも数多く存在することでツールの幅は日々広がっているわけです。 このような中で名前がかわいいなと思ったのがpi…

Stefan HellとSTED顕微鏡

今日、僕がインターンしているMax Planck Florida Institute for Neuroscience (MPFI)にStefan Hell がやってきました。 Stefan Hellは現在のルーマニア生まれのドイツ人の物理学者。超高分解能顕微鏡(super resolution microscopy)の一種であるSTED(STimula…

0とハチ

先々週のScienceに面白い論文が載っていたので今日はその紹介! 題名は"Numerical ordering of zero in honey bees." なんと、ミツバチがゼロの概念を有しているという論文です。題名だけで結構びっくりなのですが、そもそもそれをどうやって調べるんだ、、…

トキソプラズマとマラリア原虫

大学でとってよかった授業のコーナー第一弾! 大学二年生の秋学期。友人にめっちゃ面白そうな授業があるから一緒に受けようと言われ、時間通りに教室にいくとまさかの僕一人。僕たち以外に受ける人がいず、しかも友達もぶっちをするという惨事になったのです…