ボストンの歩き方

2016年MIT入学の学部二年の日記帳

ただで旅行できるシリーズ:スペイン、マドリード

僕が最終的に大学を選ぶにあたって重視した点はどれくらい旅行できるかです。もともと昔から世界遺産が大好きだったこともあって、大学に入ってからは旅をしまくりたかったのです。大学のお金でね。そういう意味でMITにはそのような機会がたくさんあり、大学一年だけでも3回海外に行きました。ということで大学で行った海外シリーズ第一弾。一年の冬休みに行ったスペインです。

 

MITは秋学期と春学期の他にIAPという冬学期があります。これは学期といっても1月の1か月間だけで、授業受けたりインターンをしたり家でのんびりしたり基本自由です。僕はその期間を利用して授業をとりました。といっても単に大学で受ける授業ではなくスペインのマドリードで1か月ホームステイをしながらスペイン語を勉強するというものです。

21G.782: Spanish 2 in Madrid という授業名からも分かる通り、受講生は一学期分相当のスペイン語能力がある者対象でしたたが、宿泊費・旅費等を大学が負担してくれていたのでただで1か月旅行していたようなものです。内容としては平日の朝9時から12時にかけて毎日文法のお勉強をしたり映画をみたりディスカッションをしたりといった感じでした。大学で受ける授業と違う点としては校外学習が多かったことです。例えばある日はレイナソフィア美術館にピカソのゲルニカを見に行き、次の日にはその絵に関してのディスカッションをするなど、マドリードならではの学びが多かった気がします。

 

しかしやっぱり何が一番よかったかと言えば毎日午後が空いていたということです。もちろん宿題も結構あったわけですが、1日おきくらいには観光しにいけました。また、土日はもちろん遠目の観光ができるわけです。ということもあり計7個の世界遺産に行くことができました。

どれもよかったのですが、特に気に入ったのはバルセロナの「アントニ・ガウディの建築群」とアルカラ・デ・エナレスの「アルカラ・デ・エナレスの歴史地区」ですね。

 

アントニ・ガウディの建築群はとても奇抜なことが有名ですが、特にサクラダファミリアはすごかったです。とにかく巨大。壁面には大量の彫刻がくっついている感じです。しかも中に入るとまるで森のようになっていて、高いところから入ってくる光が木漏れ日のようになってとてもきれいでした。これでまだメインの塔ができてないとかすごすぎですね。

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アルカラ・デ・エナレスの歴史地区はドン・キホーテを著したセルバンテスの生誕地としても知られ、聖書研究の中心地であったことなどから世界遺産に登録されています。ただここでよかったのは食べ物。お酒とおつまみ的な一品料理(pincho)がとてもおいしくてしかも安い!昼間から飲み始めて5,6軒はしごしましたが、スペイン料理を低価格堪能できました。マドリードから電車で一時間ほどなので是非スペインに行かれる際は訪れてみてください。

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ではでは、