ボストンの歩き方

2016年MIT入学の学部二年の日記帳

一か月たって

今日はなんと朝10時にして授業が全部終わりました!

というのも今週は中間の時期で多くの授業がキャンセルになったりするからですね。

でも、一日中遊べる~というわけではなく、僕も夜7時から電磁気の中間があるので勉強せねばです。どうやら僕のとった電磁気は既修者が多いクラスで、数学的に厳密に証明をしていく感じなので、物理を高校で勉強しなかった僕にとっては過酷なものですが、ムっちゃおもろいです。

 

さて、先週末はいろんなことがあったので忘れない程度にメモっときます。まずは、キングオブコント2016、ライス優勝おめでとうございます。まだ全員のネタを見れていないので感想はまたいつか書きますが、ライスはやたら演技がうまかったですね。でもジャンポケの一つ目のネタの完成度も異常でしたけど。

 

まあそれはさておき、土曜日は初めて教授の家に読んでいただきました。宮川教授という言語学の教授で東大とMIT両方で教えられているのですが、その日は日本人の学部生を家に招待してもらい、お話をきかせていただいたり夜ご飯をごちそうになったりととても良い経験となりました。

また、留フェロメンバーでの長々としたskypeもおもろかったです。特に何について話したわけでもないですが、久しく日本語使ってないと日本語で話せるだけでうれしいですね。

そして、Terrascopeっていう授業のためのホームページがやっとできました。これは地球問題を考えよーみたいな授業で、僕のグループはsustainability educationの進むべき道をテーマに文献あさったり、研究者の方を取材していたりしたのですが、それをまとめたHPが昨日出来上がりました。僕の貢献度はそこまで高くないですが、それでもまあまあ時間を割いたプロジェクトではあったので間に合って一安心です。

 

では、

Freshman Orientation Part 2 とちょっとマンガについて

お久しぶりです。

金曜日は遅くまで寝てられるので好きです。他の曜日は朝一でスペイン語が入ってて朝弱い僕にとっては地獄ですね。

 

いきなり時間は遡り一か月前に。ISOが終わった後に待ち受けていたのはFPOP(Freshman Pre-Orientation Program)というものでした。これは任意参加のオリエンで20種類くらいのプログラムからやりたいもの一つに参加するというものです。(選考はエッセイ6本を書くっていうチョー絶めんどくさいものです。確か6月ごろに締め切りがあった気がします。)

どういうプログラムがあるかというと、各majorをよく知ろうというものや無人島でキャンプをしようというものまでいろいろですね。

 

僕が参加したのはDBE(Discover Bioenginnering)というBioengineering(Course 20) majorを考えている人用のものでした。5日間のプログラムの中で教授方の研究の話をきいたり、Biotechnologyの会社をいくつか訪問したり、実験したりしました。

実験を主に二つで、一つは典型的な形質転換の実験。大腸菌RFP遺伝子を組み込むっていうのですね。ただ今回の目的はその大腸菌でシャーレに絵をかいて芸術性を競うっていうものでした。そしてなぜか一位に選ばれました。やっと芸術の才能が開花したんでしょうか。

もう一つの実験は結構おもしろくて、部品から顕微鏡を組み立てるというものです。しかも設計図はなくて、渡された完成図の写真からいろいろ憶測して組み立てるっていうどきどきの企画。顕微鏡の構造とかが前よりはっきり理解できた気がします。

 

しかーし、僕が一番このプログラムで楽しんだのは真面目じゃない企画です。実はこの5日間は結構時間的な余裕が多くて、一日数時間はドロケイやったりレスリングしたりしてました。本当はみんなでボストンのショーを見に行くっていう予定もあったんですけど、その前日に教授たちと夜ご飯を食べに行ったとき教授が無駄に食べ物頼んじゃった結果予算オーバーで行けなくなりました。ま、ドンマイって感じですね。

 

てなわけですごい楽しいプログラムでした。それまではたぶんBiology(Course 7)majorかなと思ってたんですけど他の可能性も見えてきました。そのあといろいろ考えてたらChemistry(Course 5)もCognitive Science(Course 9)も面白そうだなーと思えてきて、今は正直迷子になってます。他にもminorでphilosophyでもやってみようかなと考えていたりしてどうすればいいのか悩みまくりです。

 

で、突然で関係ないのですが、前日Harvardの知り合いといろいろ話していた時に面白いマンガがあるよと言って紹介してもらったのが、てらおか現象の「初期衝動とかマジウケる」という作品です。ネットで公開されていてむちゃくちゃ短い作品ですが、不思不思議な読後感があります。あと、作品のなかでもメリハリがすごいはっきりしていて、後半に向かっての大胆なコマ割りも見どころです。こんな感じでときどきランダムにおもろい(?)マンガも紹介していくかもです。

 

では、

Freshman Orientation Part 1

はい、一か月の遅れを取り戻すべく、早速MITでの最初の一か月を紹介しようと思います。

といってもいろんなことがありすぎて一度に全部書くのは不可能なので、時系列順にでも。

 

僕がボストンについたのは8/18です。その後3日間ほどは銀行口座をつくったり、買い物したり、携帯の契約をしたりしてました。(細かいことはまた今度書きますね)

でもってMITのイベントが始まったのが8/22からです。ここから9/7の始業まで3種類のオリエンがあったわけですが、まずは一つ目のinternational student orientation(8/22-25)から。

ISOはinternational studentは参加が義務のイベントです。ただ義務の部分は最初の二日だけで、残り二日は任意参加でした。実際、僕も最初の二日しか予定が合わず参加してません。

このオリエンは、アメリカの文化になれましょう+友達つくりましょうみたいな企画です。初日は銀行口座の開設の仕方とかカルチャーショックについてとかの講義中心でした。まだ時差ボケが残ってる上に何時間も座って講義を受けるとどういうことになるかは察してください。なので内容はあまり覚えてないです。合間の食事時にはいろんな国の人と話せておもろかったですね。国際生物オリンピックでの友達ともたくさん再会できてよかったです。

二日目も午前中は講義でした 。(同じ理由で内容は覚えてないです) でもその午後はBoston Harbor Cruiseっていうめっちゃ楽しい企画があって天気もよくてテンションあがりました。帰ってきてからすぐに次のオリエンが始まったのですが、それはまた次のお話。

 

まだボストンに来て一か月ですが、ISOであった友達はすごい長い友達になるということをよく聞きます。実際実感もします。オリエンのメンターの人が、「一番の親友も彼氏もこのオリエンでできた」とか言ってて、ふむふむとか思ってたんですけど、確かにアメリカ人じゃないからこそ持ってる共通の価値観とかがあるのかもですね。

 

では、

 

はじめまして。

どうも、こんにちは。MIT学部一年の末岡陽太朗です。

ボストンが寒すぎて若干死にかけてます。

 

ということで、初投稿定番の自己紹介でも。

生まれ、育ちは東京。一瞬神奈川にも住んでた気もしますが赤ちゃんだったなのであんまり覚えてないです。幼少期に三年間イタリアに住んでいたのと、高校時代に一年間アメリカに留学していたので帰国子女に分類されるのかな。中高は筑波大附属駒場に通っていました。とてもいい学校で、自分のやりたいことを自由にやれる場でした。そんな環境だからこそ自分の生物学への興味をとことん追求できたのかなという感じです。他にもコント班として活動していたり、色々ちょこちょこ首を突っ込んでいましたがそれは別の機会にでも。

 

このブログを始めた理由は結構思いつきに近いですが、毎日思ったこととかを記録に残しておくことで自分の思い出にもなるし、もしかしたらアメリカ大学を考えている人のお役にも立てるのかなと思ったからです。

そこでこのブログでは、日常の出来事もろもろのボヤキに交えて、アメリカ大学(というかMIT)がどんなとこか、とか受験プロセスは、とかを投稿していきたいと思います。内容のリクエストとかがあれば教えてください。

このブログを通して少しでもアメリカ大学に興味を持ってもらえたらうれしいです。

なにとぞお付き合いのほどよろしくお願いします。

では、