ボストンの歩き方

2016年MIT入学の学部二年の日記帳

ただで旅行できるシリーズ:メキシコ

MITでは一年生の一学期は多くの生徒がなんらかのセミナーに入ります。セミナーには毎週一回あってあるテーマについての議論を行う一般的なものと、セミナーメンバーがコミュニティをつくるものがあります。後者にはTerrascope, Concourse, ESGなどがありますが、そのうち僕が入ったのはTerrascope。

 

Terrascopeとは、世界で見られる問題の一つを選び、それに対しての解決策を議論を通して作り上げ、学期の終わりに有識者の前でのプレゼンテーションを行うというものです。もちろんこの内容も面白そうだったのですが、僕がこの授業を選んだ一番大きい理由は旅行ができるということです。授業が終わった二学期、その春休みにはこの問題が顕著にみられる場所にクラスでフィールドワークを行います。しかも旅費ほとんどカバーしてくれるという安心仕様。

 

僕たちの年のテーマは急速な都市化。一学期をかけて僕は都市化に伴う食糧ごみの対策について解決策をいろいろ考えたわけです。詳しくは僕たちがつくったウェブサイトをご覧ください。

 

さて、それはそれとしてフィールドワークの地として選ばれたのはメキシコの首都のメキシコシティでした。そこで7日間の旅が繰り広げられたわけです。メキシコシティでは参加した約30人の生徒が一つの巨大なAirbnbに滞在しました。僕がベッドをシェアしていたやつが裸族だったせいで寝るときに裸だったのはちょっと困りました。

旅行の最初の数日は観光でした。テオティワカンの古代都市やソチカルコなどのマヤ文明の古代都市に行けたのは世界遺産に行けたのは世界遺産大好きなぼくとしては感動でした。

 

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その後、メキシコ国立自治大学(UNAM、これも世界遺産)での学会に参加し、その後メキシコシティ(これも世界遺産)を都市計画の専門家と歩き回り、どこが改良されるべきか、いままでどのような対策がなされてきたかについてのディスカッションが行われました。

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もう一年以上前のことのため記憶は曖昧になってきていますが、ただ一つ言えるのはこの旅行がめちゃくちゃ楽しかったということです。自由時間も多くあり、普段はつるむことのないメンツと異国の地でバカをするというのはいい経験だと思います。特にこのTerrascopeは教えているのは地学や機械工学等の教授で様々な視点からものごとを見れるようになります。どの教授も小学校の先生のようにやさしく、旅行中は一緒にフリスビーをして遊んだりと、色々おすすめです。

 

ではでは、